保険会社での保健師の役割とは?

保健師の転職、保険会社で働きたい!



保健師が活躍する場面は、地域・学校・企業がほとんどでしたが、最近では保険会社や健康保険組合からも保健師の活躍が求められてくるようになりました。保険会社では、保健師はどんな役割を求められているのでしょうか?


まずは保険会社が保健師を求める経緯を考えていきましょう。そこでは「高齢化社会へ移行」と「医療制度改革による予防推進活動」が背後にあります。

まずは高齢化社会についてですが、周知の通り日本の高齢化は年々深刻になってきています。既に国民の4人に1人は65歳以上の高齢者であると言われており、病気やケガの確率がグンと上がってくる状況です。


そして医療制度改革ですが、2006年に医療制度改革関連法が成立し、保健師の役割に生活習慣病の予防推進活動が追加されました。現代人の生活様式では、糖尿病、高血圧などの生活習慣病はさらに増加することが危惧される状況を、改めて指摘した形になります。

よって保険会社も、保険加入者の増加が見込まれることは良いのですが、病気やケガの確率が高くなり、保険金を払うケースが増加することが予想されてしまうのです。よって、事業を続けていくためにも対策が必要になり、そのひとつとして医師、看護師、保健師などの医療スタッフの採用を進めています。


まずは医療スタッフに、被保険者の診断書等に関するセカンドオピニオンを求めて保険金支払いに対する精査を十分に行います。例えば、被保険者の提出内容そのままに、必要のない手術代や治療代をすぐに支払うことを避けるためです。

さらに、特に保健師の役割として大事なところですが、被保険者が病気にならないよう、健康管理やアドバイスのサービスを医療スタッフより提供します。


「治療」することに注目するより、「予防」のサービスを提供することにより、被保険者も健康でいられますし、保険会社も治療に対する保険金の支払いを避けられるため、双方に良い結果になります。よって、保健師には予防のサービスの提供業務が求められ、さらに被保険者からの健康相談にも乗る業務が発生することになります。

保険会社も利益のためになかなか柔軟になれない場面もあるかもしれませんが、お客様の健康のために予防の対策を取っていくことは、保健師の基本的な業務とは変わりませんので、保健師の知識と経験を活かすことができる環境です。


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