検診センターは保健師に人気の職場です!

【保健師の転職】健診センターで働くメリット・デメリットは?



色々ある保健師の転職先のなかで、働きやすいと人気なのが「健診センター」です。

超高齢化社会を迎えた日本において、予防医療を担う健診への注目度が高まっています。保健師は、そんな健診センターに欠かせない存在です。


健診センターでの保健師の仕事内容や、そこで働くメリット、デメリットについて、改めて確認しておきましょう。


保健師が健診センターで働く時に知っておきたいことは?

まずは、健診センターの役割や種類について説明します。次に、保健師は具体的にどのような業務を行うのかを見ていきます。

健診センターの種類は?



健診センターとは、健康診断を行うための施設です。

健康診断では、身長や体重、視力を測定し、血液検査やレントゲン検査、心電図検査、検尿、問診などから健康状態を把握して、病気がないかをチェックします。


健診と混同されがちなのが、「検診」です。検診は、ガン疾患や骨粗しょう症など特定の疾患を対象にした検査を指します。

健診センターでは、健診と検診の両方を行います。


市区町村が地域住民の受診を案内、助成するケース、保険組合が組合員への受診を促すケース、労働衛生法に基づいて企業が従業員に受診させるケースがあります。

病院に併設される健診センターと、民間で運営する健診センターとに大きく分けることができ、それぞれに特徴が違ってきます。


健診センターによっては、健診バスで移動して各地の公共施設で行う「巡回健診」を開催したり、献血を行う施設があります。

保健師、健診センターでの仕事内容は?

・受診者への保健指導
主な業務となるのが、保健指導です。受診者からの健康相談に応じ、診断結果に基づいて生活指導を行います。

特に生活習慣病予防に力を入れる健診センターが多く、保健師には、専門的な知識からのアドバイスが期待されます。


受診者が生活を振り返る機会を作り、必要と思われる検査を促すのも保健師の役割です。


・看護業務
健診センターでは、医師や看護師との明確な役割分担がありますが、状況に応じて保健師が看護業務のサポートに入ることがあります。

なかでも採血業務では、ある程度の臨床経験があると安心です。


・事務作業
健診結果を含め、センターで扱う各種データの管理など、事務作業を担当します。

健診センターにはたくさんの受診者が訪れます。


スムーズに、安全、確実に検査を行えるように、他のスタッフとコミュニケーションを取りながら、協力して業務に当たる必要があります。

その連携の中心となるのが、保健師の役割です。素早い状況把握、的確な判断が必要なことがあり、責任あるポジションを任されることも多くあります。


保健師が健診センターで働く時のメリットは?

転職先として健診センターの人気が高い背景に、いくつかのメリットが挙げられます。それぞれのポイントごとに説明します。

プライベートと両立しやすい



子育てや家事と、仕事とを両立しつつ働きたいとき、転職先に希望するのは「夜勤なし」、「土日祝日休み」などの条件です。

健診センターの勤務条件は、これらの希望に適っています。健診センターではほとんどの場合17時頃に業務が終了し、残業はほとんどありません。


そのため家族と過ごす時間を確保したり、趣味を続けたりと、プライベートを大事にしながら働けるメリットがあります。

ただし早朝出勤が必要になる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

精神的な負担が少ない

健診は予防医療の一環です。そのため、病院で働く時のような、「常に命に関わる」という緊張感やストレスから解放され、精神的負担が軽減されます。

もちろん病気を見逃さないよう、ある程度の緊張感は必要です。


とはいえ一刻を争う業務ではなく、困った時も周囲のスタッフと相談しながら対応できます。

予防医療を実践でき、受診者一人一人にしっかり向き合えるメリットもあります。

ブランクがあっても復職しやすい

健診センターの仕事はシンプルで覚えやすく、またほとんどの施設で、研修やオリエンテーションが用意されています。

何年かのブランクがあっても、無理なく仕事を覚え、感覚を取り戻すことができます。


保健師、健診センターで働く時のデメリットは?

以上のようなメリットがある反面、健診センターで働くデメリットも存在します。転職前に確認しておくことが大事です。

保健師の中では給与が少ない



勤務する施設にもよりますが、健診センターの保健師の給与額は月給で20万円台、年収で360~400万円程度です。

保健師全体の平均年収である529万円と比較すると、この給与額は低い傾向にあります。


夜勤手当や残業手当がつかず、昇給の機会が少ない点も、この傾向に影響します。

スキルアップしにくい

健康相談では、生活習慣病の方の対応が主となり、他の保健師の職場に比べ、新たな知識やスキルを身につける機会は少なくなります。

健診対応以外では、データ管理や物品の補充等の雑務が多く、医療従事者としては物足りなさを感じるかもしれません。


求人の絶対数が少ないうえ人気が高いことから、健診センターからの保健師求人の倍率は高くなります。

また、健診センターでの保健師は、リーダー的な存在として他スタッフをリードする立場です。


それだけの能力を持つ保健師が求められ、採用のハードルも高くなっています。

そんな健診センターへの転職を成功させるには、看護師専門の転職サイトの活用が欠かせません。


健診センターの求人を、いち早くピンポイントで探すことができます。担当のコンサルタントに、活動のコツやアドバイスを求めることも可能です。

業務内容や、研修体制、給与制度の詳細など、転職前に知っておきたい情報をコンサルタントから聞くことで、転職後のミスマッチを防げます。

<【保健師の転職】健診センターで働くメリット・デメリットは? まとめ>
  • 病院併設の施設と民間の施設があり、健診と検診を扱う
  • 保健指導を中心に、事務作業、看護業務のサポートをする
  • プライベートと仕事を両立でしやすく、精神的負担が少ない
  • 研修が充実しブランク明けでも安心
  • 給与が低めでスキルアップしにくい点がデメリット
  • 採用のハードルは高め。専門の転職サイトを活用しよう