気になる保健師の給料とは?

保健師の給料は看護師より高い?保健師が収入アップする方法は?



スキルアップのために職場を移ったり、結婚や出産を経て社会に復帰する時に、看護師から保健師に転職する、というのはよくある事です。

保健師は夜勤がなく、給料も安定していそうなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?


今回は医療系の職種の中でも人気な保健師の給料や、保健師がお給料を沢山もらうための方法について見ていきましょう。



保健師の給料は?医療系の仕事の中でも高いの?

保健師は夜勤が無い分、今まで夜勤でも働いていた人にとっては、お給料が下がるのではないかと心配になりますよね。

実際のところ保健師の給料は、他の医療系の仕事と比べて高いのでしょうか?

保健師のお給料はどれくらい?

保健師は平均月収が約32万円、平均年収は約529万円といわれています。

厚労省が公表している「平成28年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均年収は約422万円のため、一般的に見れば保健師はかなり高い水準であることが分かります。


ただし大手看護師専門の求人サイトを見てみると、転職時のスタートは月収22~27万円のところが多いようです。

<出典>平成28年分 民間給与実態統計調査 /国税庁

年代別・保健師の給与は?

保健師の平均年収は、20代で約350万円、30代で約415万円、40代で約500万円、50代で約600万円といわれています。

保健師は女性が働きやすい職種であり、男性と比較しても女性の割合が大きいため、女性でも重要なポジションに就くことができます。


管理職など上の立場になれば、年収1000万円も夢ではありません。

高額を稼ぎたいのであれば「何歳までには管理職につく」などの目標を明確に持ち、そこから逆算して日々の業務に取り組みましょう。


また保健師の約8割ともいわれる行政保健師は公務員のため、勤続年数が長いほど月収が高くなるパターンが多く、ボーナスも夏冬の2回分出るところが多いです。

産業保健師は年収が高い傾向にありますが、規模が小さい企業に就職すると、ボーナスの額が企業の業績に左右される可能性があることを頭に入れておきましょう。

<関連記事>:保健師の給料は看護師より高い?保健師が収入アップする方法は?

医療系の仕事の中でも、保健師の給料は高い?

保健師の年収は、他の医療系の仕事と比べて高いのでしょうか。それぞれの職種の平均年収は以下の通りです。


・看護師の平均年収:約478万円
・保健師の平均年収:約529万円
・助産師の平均年収:約560万円
・薬剤師の平均年収:約590万円



医療系で人気の4つの職種の中で、平均年収が一番高いのは薬剤師です。

医療系の仕事は資格手当が月に3~5万円ほどつき、更にボーナスも2か月~4か月分を年に2回もらえる、という職場が多いため、どれも日本の平均年収よりもずば抜けて高いですね。


また注目したい点は、看護師より保健師の方が給料が高いところです。

夜勤が多く体力勝負の看護師に比べて、夜勤のない保健師の給料の方が高いため、保健師は働きやすさの割に給与が高いことがわかります。


給料が高いのはどこで働く保健師?



保健師の給料は、職場によっても違います。特に稼げるのは、どのような職場でしょうか?

それぞれの平均年収を見ていきましょう。

1.産業保健師

企業で働く産業保健師の平均年収は、500~600万円といわれています。

産業保健師の年収は、勤務先の規模によって大きく変わります。


大手の上場企業なら年収が1000万円以上になることもありますが、小さな企業だと400万円以下のところもあります。

産業保健師は夜勤が無い上に高収入ですが、その分残業が多い傾向にあります。


ただし産業保健師はサービス残業になることが少なく、5分単位で残業申請ができるところもあるため、残業代分も含めてより年収が高くなります。

条件が良いため長く続ける人が多く、募集自体が少なく倍率が高いです。

2.学校保健師

学校の保健室で働く学校保健師のお給料は、公務員のため安定しています。

あくまで概算ですが、養護教諭の免許があれば平均年収は500万円前後で、養護教諭の資格がなければ平均450万円前後です。


また公立学校よりも、私立学校の方が給与は高い傾向にあります。

3.病院保健師

保健師が病院やクリニックで働く場合は、看護師の仕事も兼任する可能性が高く、看護師並みに夜勤が多いこともあります。

夜勤があって仕事量も多く、ハードな仕事だけあり平均年収は500万円前後と高額です。


保健師の仕事でお給料をアップさせるには?



保健師の仕事でさらに高収入を狙うのであれば、以下のような方法があります。

仕事に関連する資格を取る

保健師が業務に関連する資格を取ることで、さらにお給料や評価のアップにつながることがあります。

たとえば学校保健師の場合、「養護教諭免許」を持っていると、年間約50万円ものお給料アップにつながります。


ただし養護教諭免許の取得は難しく、大学や短大で学ぶ必要があります。

産業保健師なら「産業カウンセラー」の資格を取得すると、企業で働く社員の精神的なケアをする時に役立ちます。


またワード・エクセル・パワーポイントといったパソコンの資格を取っておくと、業務管理や資料作成などの事務的な仕事の幅が広がったり、作業効率が上がったりします。

行政保健師なら「心理カウンセラー」などの資格を取ると、地域の色々な年代の人の悩み相談に乗る時に役立ちます。


資格を取得することで、専門的なスキルを有していることが証明しやすくなり、転職時も有利になります。

<関連記事>:保健師のスキルアップ!持っていると有利な資格は?

同じ職場に長く勤める

同じ職場に長く勤めると、教育指導や管理の仕事など、責任のあるリーダー的なポジションを任されやすくなるため、その分お給料もアップします。

長く勤めるためには、転職する時に「働きやすそうな環境か」を見極める必要があります。


自宅からの距離や職場の雰囲気、産休や育休が取れるかなど、気になる点があれば、予め確認しておきましょう。



以上、保健師の給料と収入をアップさせるための方法について、見ていきました。

より高額を目指して、新しい職場に転職するのもアリですね。


以下ではオススメの看護師専門の転職サイトを紹介していますので、良かったら覗いてみて下さいね。

<保健師が収入アップする方法は? まとめ>

  • 保健師の平均月収は32万円、年収は529万円
  • 年代別では20代で350万円、30代で415万円、40代で500万円、50代で600万円
  • 医療系の仕事の中でも、保健師の給料は薬剤師と助産師の次に高い
  • 特に給料が高いのは、産業保健師や学校保健師
  • 保健師が給料を上げるには、仕事に関連する資格を取るか、同じ職場に長く勤める